2024.9.30

アコム増額審査はいつから?土日に増額する方法や審査時間も解説

アコム増額

アコムのカードローンの初回契約時に設定される限度額は、多い人でも50万円前後がほとんどです。

年収が多い人でも取引実績がないと、100万円以上の限度額が設定されることはほぼありません。

アコムで限度額を増額してもらうには、堅実な利用を続けるなど信用を積み上げることが必要です。

この記事は、アコムで増額してもらえるタイミングや、増額審査の流れについて徹底解説していきます。

この記事のPOINT
・アコムの限度額アップが可能になるタイミング
・増額審査の申し込み方法
・増額審査でチェックされるポイントや審査落ちの特徴く

 

アコム増額が可能になるタイミングはいつ?

 
結論からいうと、アコムで増額が可能になるのは「初回契約の6ヶ月後から」です。

アコムのカードローン契約直後に、増額希望を出しても受理されることはほとんどありません。

契約直後に限度額アップができないのは、以下の理由があるためです。

直後に増額できない理由
・契約者が適度に借り入れをしてくれる人(アコムにとっても優良顧客)かどうかがわからないため
・アコムでの返済実績がなく、延滞リスクがあるかどうかがわからないため

アコムは、カードローン契約者の「信用度」や「返済能力」を見極めて、利用限度額を決定します。

いうまでもありませんが、頻繁に延滞するような「信用がない人」に、多額の融資はされません。
 

増額はアコム契約6ヶ月後がベストタイミング

 

金利年3.0%~18.0%
限度額最大800万円
審査時間最短20分*
融資時間最短20分*
* 最短20分融資は、申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。

アコム詳細はこちら>>

 
アコムのカードローンを契約して6ヶ月に限度額アップ(増額)が可能になるのは、利用者の返済能力を判断するのに、最低6ヶ月以上かかるためです。

人によってはアコムを契約して1年経過しても、増額できない場合もありますので、その点は覚えておきましょう。

アコムのような大手消費者金融カードローンでは、利用者の「途上審査」を定期的におこなっています。

途上審査とは、「一定期間ごとに契約者の利用状況を審査すること」です。

カードローン利用中に頻繁に延滞しているような人は、途上審査でネガティブな評価を受け、増額の対象外となる可能性が高くなります。
 

アコムから増額案内が来たときたチャンス!

アコムの途上審査で高い評価が得られると、契約者から申し出をしなくてもアコムから増額案内がきます

ただ、カードローン契約者全員に増額案内が来るわけではりません。

アコムの増額案内は、メールや電話でおこなわれます。

もし、カードローンの増額を検討している場合は、アコムからの電話は無視しないように注意しましょう。

ちなみに増額案内があっても100%増額できるわけではありませんので、その点も注意が必要です。
 

アコムからの増額案内がある人とない人の違い

アコムから増額案内を受けられる人と、増額案内が来ない人には、以下の違いがあります。

増額案内が来る人増額案内が来ない人
借り入れ状況・限度額の範囲内で適度な借り入れをしている
・他社借り入れが少ない
・まったく借り入れがない
・常に限度額いっぱいまで借りている
返済状況・延滞せずに堅実な返済を続けている
・積極的に繰り上げ返済をしている
・最低返済額よりも多く返済している
・頻繁に延滞した履歴がある
・延滞中である
・最低返済額より少ない入金

アコム審査では、信用情報機関に登録されている信用情報データが照会されます。

アコム以外のカードローンで過剰な借り入れをしてしまうと、信用情報の照会をきっかけに「返済能力が乏しい」と判断されることもあります。

アコムで増額したい場合は、くれぐれも他社カードローンで借り過ぎないように注意しましょう。

具体的にはアコムで初めて借りたときの他社借り入れ残元金が、半年後に減っているまたは、横ばい(増えていない)人はアコム増額審査に通る可能性があります。

なぜなら、同じ借金の金額で収入(年収)も変わりがなければ「返済能力がある」と判断されるからです。
 

アコム増額できなかった時や審査落ちの場合は他社を検討

プロミスカード

 
アコム増額審査は一般的には6ヶ月経過が望ましいのですが、それよりも早くお金が欲しい人は、他社大手消費者金融を検討してみましょう。

アコムだけしか借り入れがない人であれば、総量規制範囲内ならほぼ審査には通るでしょう。

特にプロミスやアイフルは新規契約から30日間無利息が付きますので、短期しか利用しない人であればアコム増額で借り入れするよりも他社から無利息で借り入れした方が利息面ではメリットが大きいです。
 

プロミス

 

金利年4.5%~17.8%
限度額最大500万円
審査時間最短3分*
融資時間最短3分*
* 申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。

プロミス詳細はこちら>>

 

SMBCモビット

 

金利年3.0%~18.0%
限度額最大800万円
審査時間最短15分*
融資時間最短即日*
* 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 

SMBCモビット詳細はこちら>>

 

アイフル

 

金利年3.0%~18.0%
限度額最大800万円
審査時間最短18分*
融資時間最短18分*
* 申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。

アイフル詳細はこちら>>

 

dスマホローン

 

金利年0.9%~17.9%*1
限度額1万円~300万円
審査時間最短即日*2
融資時間最短即日*3
注意事項
*1 優遇適用後金利 0.9%~17.9%(実質年率)/基準金利 3.9%~17.9%(実質年率)
ドコモ回線などのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用。適用条件はdスマホローン公式サイトでご確認ください。
*2 お申込の曜日、時間帯によって、翌日以降の対応となる場合がございます。
*3 システムメンテナンス時間はご利用いただけません。振込実施のタイミングはご利用の金融機関により異なります。

dスマホローン公式サイトはこちら>>

レイク
レイク

 

金利年4.5%~18.0%
限度額最大500万円
審査時間最短15秒*
融資時間Webで最短25分*
*お申し込み完了後、最短15秒で審査結果を表示
* 21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

レイク無利息注意点
・60日間無利息(Web申込み限定)、5万円まで180日間無利息(契約額1万円~200万円まで)、30日間無利息の併用はできません
・新生フィナンシャル(株)で初めて契約いただいた方が対象。60日間無利息はWeb申込みの方で契約額が1~200万円の方のみ
・無利息期間経過後は通常金利適用となります
・初回契約翌日から無利息適用となります

商号新生フィナンシャル株式会社
ご融資額1万円~500万円
ご利用対象満20歳~70歳 安定した収入のある方
(パート・アルバイトで収入のある方も可)
貸付利率(実質年率)年4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高によって異なります。
遅延損害金年20.0%
ご返済方式・残高スライドリボルビング方式
・元利定額リボルビング方式
ご返済期間・回数最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借り入れや繰上返済により、返済期間・回数は借り入れ及び返済計画に応じて変動します。
必要書類運転免許証等 収入証明
(契約額に応じて新生フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人不要
貸金業登録番号関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
 
 

アコム増額は土日でも審査可能

 
「週末の結婚式でご祝儀が足らない」「土日の旅行でお財布が寂しい」など、土日にお金が必要になることも多いでしょう。

アコムでは、土日でもカードローンの利用限度額アップの増額が可能です。

ただ、土日に増額をしてもらう場合、申し込み方法や審査時間に注意が必要です。

振込キャッシングで追加借り入れをする場合も、振込可能時間をよく確認してから、手続きしましょう。

なお、アコムで増額してもらうには「事前の申込手続き」が必要です。

増額申込には以下5つの方法がありますが、自宅にいながらでも増額できるWEB申込みが便利です。

【アコム増額の申し込み方法】

アコム増額申込方法受付時間
会員ページよりWEB申込み24時間可能
アコムのATM(自社ATM)24時間可能
(メンテナンス以外)
アコム総合カードローンデスク9:00~18:00
自動契約機9:00~18:00
(年中無休、年末年始は除く)
店頭窓口9:30~18:00
(土日は休業)
 
 

アコムに土日で増額してほしいときの申し込み方法

土日にアコムに増額申込をする場合の手続き方法について、もう少し詳しくご紹介していきましょう。

ちなみに、アコムでの増額を希望する場合は、マイページに「お借り入れ可能額増額等のお申し込み」のメッセージが出ているときがチャンスです。

筆者も過去にアコムを利用していましたが、契約後6ヶ月程度は限度額アップに関するメッセージが表示されておらず、堅実な利用実績を一定期間継続することではじめて増額の案内がきました。

「増額のメッセージがないと限度額アップの申し込みができない」わけではありませんが、目安として覚えておくといいでしょう。
 

1.WEB申込み

場所や時間を気にせずに土日に増額申込をしたいなら、WEB申込みがおすすめです。

WEBでの増額申込は24時間対応可能ですが、21:50~8:00の申し込みは翌日9時以降の審査回答となります。

アコムの審査時間は、原則9:00から21:00です。

夜間や早朝に申し込んだ場合、手続きそのものは可能ですが即時審査は不可ですので、その点は覚えておきましょう。

あとで触れますが、増額申込の際には収入証明書などの書類が必要になる場合があります。

WEB申込では、スマートフォンで書類を撮影してインターネットでアップロードします。

スムーズに手続きするためには、必要書類も忘れずに用意しておきましょう。
 

2.アコム自動契約機から申込み

 
アコムの自動契約機でも、限度額アップの手続きが可能です。

アコムの自動契約機の営業時間は、9:00~21:00ですので、増額手続きに30分程度時間がかかることを考えると、遅くとも20時30分までには入室するようにしましょう。

繁華街の自動契約機など来店数が多い店舗の場合、先客がいて入室できない場合も考えられます。

できれば、時間に余裕をもって手続きを開始することをオススメします。
 

3.アコムATMでの申込み

アコムの店舗内にあるATMでも、増額手続きは可能です。

一方、セブンイレブンやローソンなどのコンビニATMや、三菱UFJ銀行などの提携銀行ATMの場合、借り入れや返済ができても増額手続きはできません。

ATMで増額手続きをしたいときは、かならずアコム店舗内のATMで申し込むようにしましょう。

ただし、ATMでは必要書類の提出はでません。

収入証明書の提出が必要な場合などは、はじめからWEBか自動契約機で増額手続きをおこないましょう。
 

アコム増額申し込みで聞かれる項目

アコムに増額の申し込みをした場合、電話口で以下の項目を聞かれることがあります。

突然の質問があっても慌てないように、事前に準備しておくといいでしょう。

審査で予想される質問
・自宅の住所や電話番号に変わりはないか?
・勤務先や職場の連絡先に変更はないか?
・直近1年間の年収はいくらくらいか?
・他社借り入れ額はどれくらいか?(消費者金融やクレジットカードでのキャッシングのみ)

アコムの増額時に住所などが変わっていることを告げると、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類の再提出を求められる場合があります。

転居してすぐなど、住所変更をしていない場合は、手続きに時間がかかる点に注意が必要です。

引っ越しをしている場合は、免許証などの転居変更手続きを済ませてから、増額の申込みをすることをオススメします。

また、勤務先が変わっている場合は勤続年数が短いと増額審査落ちになる可能性が高くなります。

審査落ちにならなくても勤務先の在籍確認が高確率で取られます。

稀に無職になり、生活費として増額申込する人がいますが、無職と申告した時点でアコムの増額は断られ、限度額内の追加借り入れもできなくなるので注意しましょう。
 

土日にお金を借りたい場合の注意点

アコム増額審査を通過すると利用限度額がアップし、あらたにキャッシングできる額も増えます。

増額後に借り入れをする場合は、以下の方法からキャッシングが可能です。

アコム増額後の借り入れ方法
・アコム自社ATMからのキャッシング
・提携ATMからのキャッシング
・振込キャッシング

土日に振込キャッシングを利用する場合は、「振込実施時間」に注意が必要です。

下記は、主要な銀行別の振込依頼時間と振込時間の目安をまとめた表です。

銀行によっては、土日に振込依頼をすると翌日以降の手続きなることがわかります。

土日や夜間に即日入金を希望するなら、楽天銀行がオススメです。

【土日振込対応時間一覧】

金融機関名曜日受付時間振込時間の目安
楽天銀行土日祝0:10~23:49受付完了から1分程度
・三菱UFJ
・ゆうちょ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
土日祝0:10~8:39当日9:30頃
9:00~19:59受付完了から1分程度
20:00~23:49翌日9:30頃
(引用元:https://www.acom.co.jp/use/transfer/) 

アコムの増額審査に通るコツを解説

 
アコムの増額には、かならず審査がともないます。

増額審査では普段のアコムの取引情報はもちろん、信用情報の照会も実施されますので、カードローンの返済が滞っている場合、審査通過は難しいでしょう。

ここからは、アコムの増額審査でチェックされるポイントや、スムーズに審査を進めてもらうコツをご紹介します。
 

アコム増額審査は収入証明書類を用意しておく

アコムで増額した結果、以下に該当する人は収入証明書の提出が必要となります。

収入証明書が必要な人
・アコムの利用限度額が50万円を超える場合
・アコムの利用限度額と他社貸金業者からの借り入れ合計額が100万円を超える場合
・審査の過程でアコムが必要とみなした場合

さきほどお伝えしたとおり、住所変更などが発生した場合、利用者によっては本人確認書類の提出も求められるかもしれません。

増額審査をスムーズにすすめてもらうには、「必要書類」を事前に確認しておき、コピーをとっておくなど準備が重要です。

さきほどお伝えしたとおり、住所変更などが発生した場合、利用者によっては本人確認書類の提出も求められるかもしれません。

増額審査をスムーズにすすめてもらうには、「必要書類」を事前に確認しておき、コピーをとっておくなど準備が重要です。

【収入証明書の提出が必要になった場合の必要書類】

給与所得者自営業
・源泉徴収票
・市民税、県民税額通知書(最新年度)
・給与明細書
・所得証明書(最新年度)
・確定申告書
・事業計画等の届出書
(引用元:https://www.acom.co.jp/first/cardloan/teach/03/) 
 

アコムの増額可能な金額が決まる条件を理解しておく

増額の申し込みをするときは、アコムの利用限度額が決まる仕組みを理解することも大切です。

アコムの増額審査では、本人の返済能力はもちろん「総量規制に該当するか否か」が、もっとも重要なポイントとなります。

総量規制とは、貸金業法で決められたルールのことを指し、「貸金業者からの借り入れは年収の三分の一まで」と決められています。

アコムは法令を遵守する企業ですので、総量規制対象外の融資は絶対におこないません。

増額申し込み時には、自分の他社借り入れ額をよく確認してから申し込むようにしましょう。
 

①総量規制の範囲内か?

他社消費者金融やクレジットカードでのキャッシングを利用している場合、以下のようなケースではアコムの限度額アップは難しくなります。

〈パターンA〉
・年収…300万円
・アコムの利用限度額…10万円
・他社消費者金融の借り入れ額…50万円

パターンAの場合、他社借り入れ額とアコムの利用限度額の合計は60万円ですので、年収300万円に対して三分の一以下の借り入れとなるため、総量規制のルールには該当しません。

したがって、審査で問題なければ、アコムでの利用限度額アップも可能でしょう。

〈パターンB〉
・年収…300万円
・アコムの利用限度額…50万円
・他社消費者金融の借り入れ額…50万円

一方パターンBの場合は、他社借り入れ額とアコムの利用限度額の合計は「100万円」です。

100万円の借り入れは年収300万円に対し「三分の一以上」となるため、パターンBに該当する人の限度額アップは難しいでしょう。

総量規制のルールについて、金融庁公式サイトにあるQ&Aも載せていますので、参考にしていただければと思います。

【質問】複数の貸金業者から借り入れがあります。
1社からの借り入れが年収の3分の1を超えなければよいのですか?それとも、すべての借り入れの合計が年収の3分の1を超えないことが必要ですか?
【回答】複数の貸金業者から借りている場合、全ての貸金業者からの借り入れの合計が、年収の3分の1以内であることが必要です。
年収の3分の1を超えている場合、新たな借り入れはできなくなります。
例えば、年収300万円の方が、貸金業者Aに80万円の借り入れがある場合、貸金業者Bからは、20万円(300万円×1/3-80万円=20万円)までしか借りることができません。


(引用元:金融庁公式サイト

 

②アコムで増額しても返済可能か?

貸金業者からの借り入れを合計して年収の三分の一であっても、返済能力が乏しい人は審査に落ちる場合があります。

たとえば、銀行カードローンで多額の借り入れをしている人は要注意です。

総量規制で重視されるのは「消費者金融」やクレジットカードでのキャッシング」のみで、銀行カードローンの借り入れ額は「年収の三分の一」にはカウントされません

そのため、利用者によっては「銀行から多額の借金があってもアコムの増額審査には影響しない」と考えている人もいるでしょう。

しかし、その答えは間違いで、銀行カードローンで借り過ぎている人はアコムの増額審査に落ちる可能性があります。

お金借りる審査に利用される信用情報機関は、以下の3つです。

照会される信用情報機関
・JICC(日本信用情報機構)
・CIC(株式会社シー・アイ・シー)
・全国銀行個人信用情報センター

アコムはJICCCICに加盟しており、JICCとCICには銀行カードローンの信用情報が詳細には登録されていないケースがあります。

しかし、銀行関連の金融取引データが登録されている「全国銀行個人信用情報センター」の情報は、JICCやCICとも異動情報(ブラック情報)は共有されています。

アコムは銀行借り入れの状況もある程度は把握できますので、増額を希望するときは銀行や消費者金融に関わらず借り過ぎには注意しなければなりません。

また、無理なく返済するには、返済比率を25%以内におさえることも重要です。

返済比率とは、年収に対して年間の借金返済額が占める割合のことを指します。

たとえば、年収100万円の人が年間25万円分を返済している場合、25万円÷100万円=返済比率は25%となります。

1年間に返済している額を計算し、すでに返済比率が25%を超えているなら、アコムの増額申込は控えたほうがいいかもしれません。
 

アコムからの増額案内が来ても審査に落ちる場合もある

アコムが増額の案内を出しても、すべての人が増額審査にとおるわけではありません。

アコムが増額案内を出すタイミングでは、利用者の細かな情報(信用情報等)は審査せず、簡単な途上審査のみしか実施していません。

アコムは、増額申込を受けてから本審査を実施します。

本審査では、信用情報機関の照会はもちろん年収と他社借り入れ額のバランス、必要書類の不備などが確認され、これらの情報に不備があったりすると審査に落ちるケースも出てきます。

増額審査に落ちたような人にも増額案内がくるのは、上記のような背景があるためです。

アコムの増額審査でのメリットや注意事項

 
アコムの増額審査に通過した場合、利用限度額が増えること以外にもメリットがあります。

一方、増額の申し込みをすることで、思わぬデメリットに直面してしまうケースもありますので、注意が必要です。

デメリットの例としては「利用限度額の減額」があげられます。

「増額を希望したのに減額されてしまった」といったこともあり得ますので、慎重に申し込むことをおすすめします。
 

増額で金利が下がる場合がある

アコムで増額した場合、限度額が増えること以外にも、「金利が下がる」点が大きなメリットといえます。

アコムは、利用限度額が大きくなればなるほど金利が下がる仕組みになっていますので、金利を下げて返済を楽にしたい人は、増額申し込みにチャレンジしてみましょう。

ちなみに、筆者もアコム利用中は最高200万円まで利用限度額がアップしました。

200万円の限度額で利用していたときは金利手数料が実質年率で11.0%でしたので、上限金利18.0%で利用していたとき比較すると、かなり返済負担が軽くなったのを覚えています。

アコムの金利は、利用限度額と過去の返済実績を審査し決定されます。

つまり、アコムの信用が上れば上がるほど、利用限度額は上がり金利が下がるようになっているのです。

利息制限法でも、100万円を超える借り入れには「上限金利15.0%」を適用することが定められています。

アコムの場合は、実際の借り入れ額ではなく、契約者ごとに設定された限度額によって金利が決まります。

たとえば100万円の限度額で実際の借り入れが10万円しかなくても、金利は15%のままです。

とにかく金利を下げたい人は、限度額アップにチャレンジしてみることをオススメします。
 

アコムの増額審査時の在籍確認は原則なし!?

「増額審査の際、2回目の在籍確認は避けて欲しい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

アコムの在籍確認は個人名で実施されますが、普段かかってこないような人から電話があると、職場の同僚に余計な詮索をされる可能性も出てきます。

その点、アコムの増額審査の際には原則2回目の在籍確認は実施されないため、安心しても大丈夫でしょう。

増額審査の際に、2回目の在籍確認が実施されないのには、以下の理由があるためです。

在籍確認されない理由
・初回契約時に在籍確認が完了しているため、勤務先が変わっていない場合は再確認の必要がない
・一定期間アコムを堅実に利用している人なら、在籍確認をしなくても「信用できる人」と判断できる

ただし、増額審査の際に不審な点があったりすると、稀に在籍確認の電話がかかってくる場合もあります。

不安な場合は、事前にアコムに相談してみることをオススメします。
 

アコム増額申込で減額されるケースもある

アコムの増額でもっとも注意したいのが、「利用限度額の減額」です。

たとえば、50万円の限度額で利用中の人が100万円までの限度額アップに申し込んだ結果、逆に50万円から30万円に限度額を下げられることもありえます。

たとえば、以下のようなケースに該当すると限度額が下がる可能性が高いため、注意が必要です。

減額の可能性があるケース
・アコムの初回契約時よりも、著しく年収が下がっている
・初回契約時の勤務先を退職しており、現在は無職である
・初回契約時と比較して、他社借り入れ額とアコムの限度額合計が、すでに年収の三分の一を超えている

なお、アコムの利用限度額がダウンしても、新規の借り入れができなくなるだけで、一括返済が求められるわけではありません

たとえば、限度額が50万円ですでに45万円まで借りており、限度額の上限が30万円に引き下げられたとしても45万円-30万円=15万円を一括返済する必要はないのです。

現在借りている金額に対して毎月最小返済額以上をコツコツ返済しておけば、アコムの滞納扱いにはなりません。

また、無職や信用情報で他社延滞などが発覚した場合は、減額されなくても限度額内での追加借り入れを高確率で止められることになります。

他社との借り入れがアコムを含めて年収の3分の1以上になっている場合も追加融資枠を止められます。
 

アコム増額審査に落ちたときの対処法

アコムの増額審査に申し込んだとしても、残念ながら審査に落ちてしまうことも考えられます。

「急ぎのお金が必要で増額を申し出たのに、増額審査に落ちた」となると、別の手段を考える必要も出てきます。

繰り返しになりますが、アコムの増額審査に落ちる原因としては、以下の要素が考えられます。

増額審査落ちの原因
・アコムの利用実績が短い
・他社借り入れが多すぎる(総量規制の範囲を超えている)
・年収が少ない(限度額をアップすると総量規制に該当してしまう)
・アコムや他社ローンで延滞中、または過去に長期延滞をした履歴がある

最後に、アコムの増額審査に落ちたときの対処法についても、ご紹介しておきます。
 

アコム増額審査落ちの場合6ヶ月待ってから再度申し込む

アコムを契約して半年以内は、増額を申し込んでも、審査通過は難しいでしょう。

他社借り入れがないのにアコムの増額審査に落ちた場合は、増額申込後に堅実な利用を6ヶ月間続けて、再度申し込んでみることをオススメします。

「〇ヶ月待てば審査通過できる」といった基準はありませんが、増額審査では「毎月滞りなくコツコツ返済し続けること」がもっとも重要です。

手元のお金に余裕がある場合は、できれば随時返済をすることもオススメします。

随時返済を続ければ続けるほど、アコムの信用度はアップし、増額審査時にも有利になります。
 

他社ローンを返済してから再度アコム増額を申し込む

アコムの限度額アップを申し出ている時点で、他社の返済は難しいかもしれません。

しかし、総量規制のことを考えると、アコムの増額審査までに他社借り入れは返済しておくほうがいいでしょう。

たとえば、親や知人から一時的にお金を借りて他社借り入れを返済しておき、「アコムの増額と金利ダウンが成功したタイミングでアコムから借りて親に返済する」といったやり方もいいでしょう。
 

収入(年収)を増やしてから申し込む

「年収が少ないために総量規制の範囲を超えている」場合、ひとまず収入を増やす努力をしてみましょう。

会社勤めをしている場合、基本給がアップしないかぎり年収増は望めませんが、多少でも毎月の残業代を上げることは可能かもしれません。

また、仕事で成果を出して賞与をアップする方法もあります。

年功序列型の企業の場合は、年を追うごとに年収もアップしていきますので、一定期間経過してからアコムの増額を再度申し込む方法もあります。
 

アコム増額審査のまとめ

アコムの利用限度額は最高800万円となっていますが、契約直後からいきなり800万円の限度額は設定されません。

アコムの限度額を上げてもらうには、堅実な利用実績を積み上げて、年収を上げつつ延滞しないことが重要です。

一方、無事に増額審査に通過できた場合には、余裕のある限度額が設定されて、かつ金利ダウンも望めます。

利用者によっては、銀行カードローンよりも低い金利で融資が受けられることもあります。

長期でカードローンを利用する予定があるなら、堅実な利用を継続してアコムの増額にチャレンジしてみることをオススメします。

 

※本記事は当サイト(運営会社:株式会社フィナンシャル・エージェンシー)と提携する金融機関のPR情報を含んでおります。
※当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社、SMBCコンシューマーファイナンス社、アイフル社、銀行カードローンから委託を受け広告収益を得て運営しております。
※当サイトはローンの情報提供を目的としており、ローン商品提供事業者との契約媒介やローン契約を斡旋をするものではありません。
※当サイトに掲載されているカードローン等のローン商品に関するご質問、お問い合わせにはお答えすることができません。各金融機関へ直接お問い合わせ頂きますようお願いいたします。
※当サイトに掲載している情報は、可能な限り正確な情報となるよう努めておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※ローン商品のお申し込みは、必ずご自身で各金融機関ホームページで内容をご確認のうえ、判断頂けますようお願いします。
※当サイトで紹介されている意見はあくまで個人的なものであり、企業等の意見を代表するものや、情報の内容を保証するものではありません。